めざせホワイトマスター!憧れのゆるふわ社畜を目指す会社選びとは(ホワイト企業、ブラック企業、東洋経済)
「御社はホワイト企業ですか?」
「定時で帰れますか?」
「仕事は楽ですか?辛いですか?」
毎年毎年説明会で繰り広げられる抱腹絶倒の質疑応答。
説明会で聞いてどうする。
説明会に来ている時点ですでに勝負は決しているというのに。
経営者目線からホワイト企業を考えてみる
学生が思うホワイトの要素は
- 精神的に楽
- 労働時間が短い
- 責任が少ない
- お金がたくさんもらえる
- 人間関係が良好
- 離職率が低い
- 世間体が良い
などと言ったところか。
しかし、経営者からしたら「甘え」としか言いようがない。
- 死ぬ気で会社を経営している
- おまえら言われたことやるだけなんだから簡単だろ
- 会社潰れても同じこと言えんの?
- 人間関係は自分で構築しろ
- 問題児が離職しないリスク分かってんの?
といったところが本音だろう。
ランキング上位の会社は需要が高い(学生を選ぶ側の)企業である。
ホワイトホワイト連呼している学生をよそに、ブラック耐性のある学生を採用するに決まっている。
現にランキング上位は知名度を餌にやりたい放題しているブラック企業ばかりなのだから。
知名度で会社を選んでいる時点でホワイトから遠のいていることを自覚せよ。
如何に就活生が独りよがりなのかを学生が理解してあげないと、採用担当者が経営者と学生との板挟みで死んでしまう(苦笑)。
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社員が思うホワイト企業は学生からの知名度がない
実際に働いている社員たちは日々さまざまな会社と取引をしている。
誰もが知っている企業もあれば、働いていないと分からない企業もある。
そして知名度と待遇は比例しない。
人事同士の会話でも
激務有名「ES多すぎてワロタ」
隠れホワイト「いいですね、こちらはぜんぜん集まりませんよ泣」
激務有名「ホンマですか?こんなにいい企業なのにもったいない。私が転職したいくらいですよ」
隠れホワイト「まあ人事としては熱意のある学生が電話でもしてくれれば即採用したいですよね、楽だし笑」
激務有名「確かに!こっちはニワカOB訪問が多すぎてホンマだるいわー」
こんな感じでやり取りしているだろう。
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これがホワイト(が混じってる)企業一覧だ!
まずは2ch(古すぎるので会社名は自分で調べて)
学会主催の説明会
さまざまな技術展覧会
業界新聞
要はその業界で需要がある会社はそのコミュニティ内で名が知れているはずである。
そういったコミュニティに潜入していけばよい。
知名度のない企業はとりわけちやほやしてくれるだろう(ブラックも勿論あるから注意)。
熱意と能力を示せば、学歴に関係なく特別枠で採用が進むはずだ。
社員と会ったら他社と、どのような取引をしているのか聞いてみるとよいだろう。
会社の言いなりにならない強さが必要
ここまで優良企業について語ってきたが、重要なのは組織以上に自分の意志である。
帰ってもよいはずなのに空気を読んでずっと残業しているヒトはどこにいってもブラックだと嘆くだろう。
作業が進まないにもかかわらず、社員に助けを求められないヒトは周りから煙たがられたり、愛想を尽かされるだろう。
主張するところは主張しつつ、社内の人を観察して立ち回りを考えていかないとならない。
それを怠ってしまうと息苦しい会社生活になってしまうだろう。
結局環境を言い訳にしないことが大事である。
あれっ?ホワイト企業ってなんだっけ?