制汗剤とは?本当に汗を抑えるのか?(デオナチュレ、ビオレ、リフレア、8x4、シーブリーズ)
以前の記事でニオイの重要性について説明した。
ニオイをコントロールすることはマナーであり、エチケットだとみなされている。
そのような背景のため、カラダのケアで重宝されている制汗剤。
本当に効果はあるのだろうか?
汗を制するというのは本当なのか?
制汗剤の概要
ウィキペディア先生によると
体臭、または腋臭などの不快な臭いを防ぐために、多くは風呂上りや外出前など体が清潔な状態の時に皮膚に塗布する。 体臭は汗に含まれる皮脂が酸化し、そこにバクテリアが繁殖するために起こることから、殺菌剤を配合して有効成分とし、また分泌した汗を吸収し皮膚を清爽に保つ乾燥剤や、物理的に汗の分泌を抑制する塩化アルミニウムが配合されることがある。
使用目的、部位などにより、スプレー、ミスト、液、固形(糊)、ゲル、シート(成分を不織布や紙などに染み込ませたもの)、粉末など、様々な形態で提供される。
一般的に使用されているスプレーやローション、クリーム類は汗を吸いとっているわけではないためデオドラント(脱臭剤)と言った方が正確なようだ。
ただし、アルミニウムイオンには汗の分泌を抑える働きがあるようだ。
市販品に含まれている成分
細かく分類するときりがないが薬剤として含まれている成分として
- 海外で使用禁止となっているもの:トリクロサン
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有害性を示すデータがあるもの:塩化ベンザルコニウム
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有害性が不明なもの:イソプロピルメチルフェノール・βグリチルレチン酸
の3区分にすることが可能だそうだ。
これらの成分はニオイを生み出す原因となる菌の繁殖を防ぐ目的で含まれている。
一方で効果が強すぎれば当然かぶれや発心の原因となる。(頭皮のことは気になるヒトはそれ以外の皮膚のことも気にした方が良い笑)
ここでは特定の成分に対してとやかく言うことはないが、アルコール類の殺菌成分は肌への負担が大きく、また肌に必要な菌まで見境なく殺しにかかるので用法容量を守った方がよいだろう。
天然成分ミョウバンも効果あり
ミョウバンとは水和アルミニウム塩のことであり、AlK(SO4)2・12H2Oを代表とした結晶構造物である。
古くはローマ時代からこの結晶を塗り込んでいたとのこと。
ミョウバンが制汗作用をもたらす詳しいメカニズムははっきりと解明されたわけではないようだが、昔から使われてきて問題ないならば、そこらの薬よりもよっぽど信頼性が高いはずである。
ネットで調べるとそれっぽいことは書いてあったので一応掲載
収斂作用とは、皮膚のタンパク質を変化させて、肌の保護膜を引き締める効果のことです。
そのため、お肌がキュッと引き締まりキメが細かい肌にあると、美容目的でミョウバン水を肌に付ける方もいます。
そして、ミョウバンの収斂作用は皮膚の表面だけでなく、汗を出しているエクリン腺や、ワキガの原因の汗を出すアポクリン腺も引き締める効果があり、汗を出にくい状態にしてくれるのです。
また、ミョウバンには殺菌効果もあるため、汗の匂いを防ぐのにも効果的です。
そんなミョウバンを使っている制汗剤はズバリこれである。
主成分がミョウバンなうえに、ドラッグストアで販売されているのでニオイに疎い人は使ってみるとよいだろう。
ところでミョウバンの値段はいくらなのか?
デオナチュレよりはるかに安い(苦笑)。
そう、焼きミョウバンを使えば解決である。
これで、もう良くわからないデオドラントに振り回される生活ともおさらばだ笑。
後は煮るなり焼くなり、水に溶かしてスプレーにするなり好きに使いましょう。