ヤンマーの学生時代にやっておくべき論

18卒 外資メーカー内定 東工大生がお送りするブログ。巷にあふれたステマに辟易したため、自分の頭で考えることをモットーに日々研鑽している。情報には意図があり、それを見抜く観察力を養うことが現代社会では求められている。そのコツをブログを通じて提供していきたい。ステマはしないが、ダイマはするから!笑

面接官はどのような視点で学生を評価しているのか?実際に使用した採点シートあり!(面接攻略、ウェブテスト、コネ)

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以前、面接指南について経営者目線で記載した。

しかし、最初から経営者が登場するわけではないのでやや暴論なところはあったかと思う。

そこで、序盤の面接ではどのような基準で選考を行っているのかを教えよう。

 公開!これが面接シートだ!

面接シートの例を紹介しよう。

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とある会社の面接シートであるが、趣旨としては上司と面談する価値がある人を選抜するためのものである。

人間性

決して功徳を積んでいるかどうかを見ているわけではない。

嘘をついていないかを確認したいのである(ばれないウソも立派な能力)。

嘘に嘘を塗り重ねてしまうと取引先や同僚に要らぬ手間や迷惑をかけてしまう。

そのような嘘がバレる人間は信用を失うため当然敬遠される。

コミュニケーション

問に答えられないということは、即ち知性の低さを露呈している事に他ならない。

上司からしたら面倒くさい事このうえないので減点対象だ。

結論から述べないと何を言っているのか分からなくなるし、論理性が欠如していると捉えられかねない。

短時間で何を見ているのかと言うと、まともに会話できる頭の良さを見ているのである。

話が長い人は相手のことを考える知恵と余裕がないポンコツと成り下がる。

準備不足や緊張も、歴(れっき)とした他者視点の欠如である。

 

頭の悪い人の例はこちら

www.youtube.com

また、独りよがりでは仕事も進まないし、何より経営者にとって都合の良い人材ではないため敬遠される。

 

この文書では多様性と謳っているものの、企業に多様性を期待することはできない。

なぜなら採用基準がある時点で多様性が損なわれているからである。

上司の言うことを聞く部下を欲しがるのだ。

ストレス耐性

これは簡単にやめない社畜かどうかを問うているのである。

圧迫面接やとらえどころのない質問をする可能性がある。

これは即ち社会人になってもそのような資質が求められるということである。

軟弱な人には向かない会社のようだ笑。

主体性

リーダーシップを求めているようだ。

これも独りよがりにならずに利益の最大化に貢献できるのかを問うている。

チームをよく観察して、問題点を見抜く素養と信頼に足る人間性を示せば十分である。

 

しかし、この手の質問はほどほどにした方がよい。

あまりに主体性がありすぎると会社に対する依存性の低さをアピールしてしまいかねない。

本当にリーダーシップがある人間は他社に転職したり、経営者側に回られてしまう可能性がある。

経営者たちは小賢しい社員を嫌う。

社会を生き抜く知恵は従業員に求められておらず、それをアピールしてしまうとモンスター従業員と恐れられるであろう(苦笑)。

 

所詮一次面接なのでそこまで警戒しなくてもよいが。

意欲

やる気がないと見なされれば当然勤続年数が短くなる恐れがあるので懸念材料となる。

趣味や頑張ってきたことなどでモチべーションを保ってきたコツを披露してあげよう。

出来れば長時間残業でも厭わない意思を見せつければ一流の社畜となれる。

目的達成力

主体性と目的達成力は表裏一体なところがある。

とりあえず、あらゆる手段を講じて泥臭くやったとでも言っておけばよいのではないだろうか。

専門性

大学でサボらずに従事してきたかを確認。

真面目に良い成績をとってきたということは会社でもルールに従って言うことを聞いてくれるに違いないからだ。

お断り理由、コメント

面接官が仕事をしていることを証明するため。

 

結局求められることは社畜力だったが、具体的な採用基準を見ることでエントリーシートや面接準備をより円滑に進めることができるだろう。

面接だけじゃないウェブテスト大事

実は会社はウェブテスト会社に結構高い料金を支払っている。

委託会社によって異なっているが、5000円から10000円とも言われている。

重要に決まっているのでしっかり対策しましょう。 

 

ではどこが見られているか見てみよう。

下の写真がウェブテストの成績による合否判定基準である。

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問題も正答率が高ければもちろん通過できる。

この会社の特徴としては英語の成績がのみ高いor低い場合である。

おそらく英語を重視している会社なのであろう。

ただし意欲さえあれば英語力が低くてもよさそうなのでそこまでガチではなさそう笑。

 

こちらでもプレッシャーが重要な要因となる職種があるので覚悟が必要である(苦笑)。

 

その他で特筆されることとして、「縁故」である。

「いまどき縁故なんて都市伝説だろう」と思っていたら甘い。

高々一人の人件費を払うだけで取引先の子息を人質にできるのだ。

このようなことは戦国時代から武将たちも行ってきた戦術である。

娘を差し出すことで、コネクションを作ることはいつの時代でも常套手段なのだ。

かの三井財閥の令嬢もトヨタに嫁入りすることで関係性を構築してきた。

 

コネ社員は経営者からしたらお買い得商品なのである。

 

あとは男女の雇用格差もあるようだ。

 

まとめ

己を知り敵を知れば百戦危うからず。

ただし最後に決断するのは自分自身である。

 

 

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

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