面接で求められる質問力とは?頻出質問について考えてみた
殆どの面接で求められる質問。
これについて回答を準備する者、漫然に答える者、様々な人間が存在すると思う。
しかし、質問をするからには相手は必ず何かしらの意図をもってアプローチしてくるわけである。
その意図を見抜かない限り面接は怖いものとなり、相手にとって思い通りに操られてしまうこととなる。
質問①他社選考について
日系の会社のほとんどで課される質問である。
しかも「選考には関係ないので」という訳のわからない言葉を添えていってくる。
貴重な時間を専攻に関係のないで潰すわけがないだろう。
この質問はとても大事なのである。
なぜなら奴らにとっての「スカウター」なのだから。
彼らはまともに学生を評価できないため、他会社の評価によって採用を決めたいのだ(苦笑)。
口では誰だって第一志望といえる。
しかし、○○銀行が第一志望といいつつ総合商社を受けていたらおおよそこいつの志望度合いは分かる。
この質問では他の会社についてインターン、選考、内定などの情報を掠め取ろうとしてくる。
業界が異なればなぜ他の業界を受けるのか突っ込んでくるし、業界他社を志望していなければ業界に対する関心が低いと捉えかねない。
反対に他業界から内定を取っていればの力の高さのアピールになる。
業界大手から内定を取っていると言えば(ハッタリでも)評価はうなぎのぼりとなる。
要約すると面接時は業界大手に内定したと言ってそれよりも志望度合いの高さをアピールすることでコロッと好感度を得ることができる。
質問②ストレスを感じた時にどうするか
この質問を課してくる時点でストレスフルな会社であることは間違いない苦笑。
この質問は難易度が高い、というのもたいてい性格診断を見ながら質問してくるからである。
自分の判断された性格を予想しつつ、最もストレス耐性があると思わせる回答をする必要がある。
個人的には嫌なことを紙やワード、あるいはメモ帳に書き出すという回答がおすすめである。
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人に相談するという手もあるが、その回答だと相談する相手を選ぶし、口が軽い人の場合はそれが火種となって新たな災いを引き起こしかねない。
質問③嫌な上司がいたらどうするか
嫌な上司がいるのだろう苦笑。
ここで嫌な人に関わりないようにする、頼らずに仕事をする、などの回答をするようでは最悪だ。
逆のことをしてやればよい。
つまり、とことん頼ってみるのである。
聞かなくても良いことまで具に聞いてみる。
嫌われ上司はおそらくほかの人からも嫌われており、あまり頼られる経験はしていないはずである。
そこに積極的に頼ってくる後輩がいたら内心嬉しいはずである笑。
その時点である程度の人間関係は構築されるはずである(より信頼を得るためには人間の観察力を磨くしかない)。
そして、あまりにしつこく後輩が聞いてきたら、「自分で考えろ」とか「面倒だからお前がやれ」と放任してくる。
こうすれば最終的にかかわりを持たずに済むはずである。
ここまでできる人は最早嫌な上司に対してもきちんとコミュニケーションも取れるはずであり、とても使えるやつと思われるであろう。