面接攻略のキモは腹式呼吸にあり!マインドフルネス面接術
世は就活シーズン。
説明会のピークがぼちぼち終わってきた後は、いよいよ面接が本格化してくるのではなかろうか。
面接官は諸君の何を見ているのか?
すでに面接を受けているヒトも、まだのべいべーも必見の内容である。
面接で見られているのは素の自分(笑)
面接ではどのようなところが見られているかおわかりだろうか。
見た目、話し方、姿勢、内容といったところか。
「つたない話方でも大丈夫!」
「ありのままの姿で面接にお越しください!!」
と言ってくるがあまり真に受けてもしょうがない(笑)。
というのもきちんと準備して面接に臨んできた学生をとるに決まっているからである。
面接官の立場になって考えてみよう。
彼らはお金をもらって働いている従業員にすぎない。
そして一次面接の場合は面接官がその結果を部長、更には役員に報告する必要がある。
それは即ちいい学生を紹介する義務があるということに他ならない。
それなのにありのまま(笑)な学生を通す訳なかろう苦笑。
彼らは面接最中にどれだけ忙しいのか教えよう。
学生は聞かれたことだけに応えればよいので楽な仕事である。
しかし、面接官は適切な質問をし、答弁を記録しなければならない。
そしてきちんと内容を把握しながら、更に質問を深堀していく。
学生の特徴、性格、社畜具合(笑)などなどの指標をチェックしなければならないのである。
それにもかかわらず、ろくに準備もしてきていないよくわからない話をしてくる学生を相手にするなど苦痛以外の何物でもない!
- 早口
- つっかえる
- 度忘れする
- やる気がない
- 忠誠心がない
笑い事ではなく、ほとんどの学生はこれらの配慮が出来ていないのだ。
それを解決してくれるツールが腹式呼吸なのである。
(ちなみに社員は面接以外にやることがいくらでもあるのでそもそもESなんていちいち読んできていない。彼らの貴重な労働時間を奪っているのだから、面接中くらいは最低でも彼らの時給よりは高い付加価値を提供しなければならないのは至極当然のことだろう)
腹式呼吸のメリット
腹式呼吸とはおなかを前後に動かす呼吸法のことを言う。
イメージとしては息をゆっくりと、そして完全に吐き切ることが肝要である。
そうすれば副次的に息を吸い込むことで腹がアコーディオンのごとく膨らむ。
姿勢が良くなる
腹式呼吸をしっかり意識すれば自然と腹筋と背筋が鍛えられる。
そもそも猫背では息を吸うときに腹が広がらないため腹式呼吸にならない。
ちゃんと腹式呼吸ができていれば立っているときも座っているときも格段に姿勢が良くなる。
猫背で口呼吸で息が浅い三重苦のヒトは早急に直そう。
声が響いて伝わりやすくなる
呼吸が深くなることで出力が大きくなるため声の響きがよくなる。
また、胸式呼吸に比べてのどを酷使しないため声が嗄れにくくなる。
副交感神経が刺激され、話せば話すほど緊張しなくなる
ゆっくり呼吸をすることによって副交感神経が刺激され、セロトニンが放出される。
それによって安心感と落ち着きを得られるためテンパることが無くなる。
緊張したら5秒時間を下さいと言ってゆっくりと息を吐けば心拍数を抑えることができる。
逆転の一手に使うとよいだろう。
↓↓↓↓↓↓セロトニンについては以下の記事を参照↓↓↓↓↓↓
ゆっくり話すことで内容が分かりやすくなり、更に面接官がメモを取りやすくなる
理系にありがちだが早口すぎて何言ってるのか分からないヤツが多い。
早口なのは情報処理の量が多いという点では能力の見せ所なのは確かだ。
しかし、面接官が聞き取れないようでは何の意味もない(苦笑)。
セロトニンを分泌することによって平静を保ち、なるべくwpmを抑えめにして話そう。
どの道時間切れになるほど話す内容もないだろうし。
腹式呼吸をこなすためのトレーニング
とはいうものの呼吸は普段意識しない動作である。
少しでも早く意識づけるためのコツを伝授しよう。
布団で仰向けになる
実は仰向けになって寝るとき、人間は常に腹式呼吸をしている。
それをさらに意識づけるために、腹部に本を置くとよい。
その状態で5分程度呼吸を意識づけてみると普段から呼吸に気を使う習慣ができるだろう。
長音練習
たいていのヒトは息を吐き出す能力が小さい。
そこで一呼吸で出来る限り長い時間声を出し続けてみよう。
それによって腹筋を鍛えることができる。
腹の空気をすべて追いやるように
あー、いー、うー、えー、おー
順番に一音ずつ発音する。
目安は20~30秒。
普段会話をしていないヒトは、せめてもの発声練習になるだろう。
スクワット
スクワットは超大事である。
何故ならしゃがんだ姿勢がそのまま椅子に座った体勢となるからである。
イメージが湧かないヒトは椅子に座ってみよう。
椅子に座った状態で、もしも椅子が急に無くなったとしたらどのような体勢をとればよいだろうか?
腹筋、背筋、太ももの筋肉に力を入れるのではないだろうか?
これこそ最も姿勢の良い座り方である。
その姿勢を保つ練習、そして姿勢維持のために必要な筋肉を鍛えるためにも是非ともスクワットをしよう!
- 作者: ジェームズ・アルタッカー,クローディア・アズーラ・アルタッカー,石田久二
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