ヤンマーの学生時代にやっておくべき論

18卒 外資メーカー内定 東工大生がお送りするブログ。巷にあふれたステマに辟易したため、自分の頭で考えることをモットーに日々研鑽している。情報には意図があり、それを見抜く観察力を養うことが現代社会では求められている。そのコツをブログを通じて提供していきたい。ステマはしないが、ダイマはするから!笑

なぜ結婚したサラリーマンはお金持ちになれないのか

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嗚呼、これが現実

 

多くの大学生の親はサラリーマン(正社員)として働いているであろう。

そしてほとんどの親は結婚しているだろう(婚外子であれば結婚していない親となる)。

大企業や中小企業など様々だと思われるが、皆お金持ちになれない。

「ボクのパパは総合商社勤務だからお金持ちだぞ!」という自称坊ちゃんは考えが甘い。

お金持ちならばその会社を辞めて悠々自適に過ごしているはずである。

なぜ会社を辞められないのか、そのからくりについてお話しようではないか。

ちなみにお金持ちの定義は「死ぬまでに必要な貯蓄額がわかっており、サラリーマンを辞めても貯蓄額を達成できるめどがある人」である。

社会が結婚を要請する理由

「親が結婚しているから私も結婚したい」

「周りがみんな結婚している、私も早く結婚しないと」

「芸能人の離婚報道を見ていると離婚って悲惨そうだよね」

 

諸君は結婚にどのようなイメージを抱いているだろうか。

恐らく出来れば結婚したいという方が大多数だろう。

では誰が、どうして一夫一妻制を推進しているのか考えてみよう。

 

事象

企業は結婚すると手当を支給する、社宅を用意する、住宅ローンを提供する。

婚活支援企業が存在し、広告業界と出版社により結婚情報誌の販売を行っている。

国は産休、育休を法律で与えている。

 

勝手に仮説

企業や国はなるべくたくさんの人に結婚してほしいと考えている。

 

 

理由

企業視点で見ると結婚している従業員の離職率が減少する。

婚活業界が儲かる。

車業界や住宅業界、保険業界が儲かる。

国目線で見ると出費がかさむことで経済が回る。社会的弱者を救済できる。労働者の数を確保できる。

 

これらをプロパガンダ(喧伝)するために日々芸能ニュースは結婚ネタや芸能ゴシップを垂れ流しているのだと推測。

 

あくまで個人の意見である。

  

 結婚とは何なのか?

 結婚とは、つまるところ「所得連動型の債権」と言える。

詳しい内容については本に記載されているので確認していただきたいが、結婚生活の間に発生した収入格差の分だけ収入が少ない人に分配する契約のことである。

 

損する結婚 儲かる離婚 (新潮新書)

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例えば結婚してから離婚するまでに、

オトコ2億円、オンナ0円の収入があるとすれば、オンナは1億円貰うことができるということである。

つまり年収格差が大きいほど、世帯主は損することになる。

 

ちなみに給料が逆転すればもちろんオンナが1億円支払うことになる。

なぜならば日本国憲法により、男女は法の下平等になっているからである。

 

ではなぜこのような法律になっているかと言うと、法律自体が西洋(キリスト教)から輸入されたからに他ならない。

宗教なんて興味がない人ばかりな癖に、貞操観念だけはいっちょまえにキリシタンになるのは如何なものか。

 

ちなみに猿山を見ればわかることだが、本来の人間は一夫多妻制が自然の理であり、一夫一妻制と言うのは極めて政治的要請が強いことを示している。

従業員に支払われる給料は原則生かさず殺さずが基準(ホワイト企業ならば)

 就活生はとにもかくにも額面年収を大事にする。

しかし定年退職するころの余裕度ははどの会社でもそう大して変わらない。

 

なぜか?


それはLPが増えないからである。

 

以前ブラック企業の話で

LP=HP+MP であり

LP(生命力)が減少するならばブラックであると紹介した。

yammer.hatenablog.com

 

たくさん給料を渡して余裕を与えてしまったらむしろLPが増えてしまい、わざわざ働かなくても生きていけるため、いずれ会社を辞めてしまうからである。

せっかくお金を払ってやっているのに逃げられたら最悪である。

月給が上がっても生活が楽にならないように給与体系は決められている。

節目の度に様々なローンを組ませてじわりじわりと生活水準を上げさせているのである。

だから窓際おじさんだろうがエリート街道まっしぐらの中堅だろうが会社を辞めれるほどの金はたまっていない。

 

ここまでは勤続年数の長いホワイト企業の場合である。

ブラック企業はこの例に当てはまらない、LPが無くなるまでこき使われ、LPが0になったら使い捨てされる。

お金がたまらない原因はこれだ!

 では企業が従業員に望んでいることをお教えしよう。

クルマをローンで買う(軽自動車除く)

クルマを買うと以下の費用が掛かる。

  • 車の購入費用(ローンならさらに増える)
  • 駐車場代
  • 税金(特に自動車税は持っているだけで毎年課税される)
  • ガソリン代
  • 車検代
  • メンテナンス代
  • 保険代
  • 有料道路代

しかも新車は確実に資産価値が下がる減価償却費が大きい消費財である。

道理でしょっちゅうCMを流しているわけである。

若手社員がローンを組んで車を購入したら絶対に会社を辞めなくなるだろう。

特に外車などに色気を出したら最悪である。

借金があるのに会社を辞めるというリスクを背負える人はそうそういない。

 

 

個人的には通勤手当をもらって電車通勤が可能であれば車など絶対に買わない方が良い。

移動が必要なときはタクシーなりレンタカーでも使えばよいだろう。

電車通勤が不可能だったとしても中古で軽自動車やバイクを購入すれば十分である。

家を買う(もちろんローンで)

会社はお金の無い若手社員に対して住宅手当や寮、社宅を提供することで居住費を節約してくれる。

しかし、たまったお金はあくまで家を買うための頭金として差し出していたに過ぎない。

多くの会社は住宅融資制度により格安ローンを組んでくれる。

なぜならば、住宅ローンを組ませればやはり離職率が下がるからである。

出費は車の比ではない。

住宅展示会にノコノコ足を運ぶ前にまずは費用を計算しよう。

  • 住宅費
  • ローン金利(3000万の家を35年払いしたら金利は約1000万円)
  • 不動産(土地代)
  • メンテナンス費用
  • 水道光熱費
  • 保険(火災、地震)
  • 税金

これらを鑑みて賃貸よりもお得だと言えるならば買えばよい。

ちなみに資産価値は不動産が常に地域と物件の価値を考慮して最大限に利益が出るように考えられている。

お買い得物件など無い、ぼろぼろの家を自分でリフォームでもすれば安くなるが。

もし地価が上昇すれば資産形成が可能となるが、よほどの先見の明がない限り買った瞬間に資産価値は下がる。

よって家賃補助が出ているならば絶対にマイホームを買うべきではない。

夢のマイホームと謳っているのは、いつでもハウスメーカーのCMである(白目)。

保険を買う

保険はクルマや住宅とかぶるところもあるが、やはり同様にじわりじわりと嬲り殺しにかかってくる。

 

企業の食堂を見ればわかることだが、しょっちゅう生保レディーが食堂にやってきた社員を誘惑してくる。

企業内に入ってまで営業するとは、、よほど経営陣は保険に入ってほしいと考えているのだろう(苦笑)。

 

また、保険無料相談など最近よく見かけるが、その相談料は商品に入っているだけだ。

だいたい高給と言われている保険会社の社員の給料はどこから出ていると思っているのだ。

それは、あなたが買おうとしている保険商品から出ているのである。

保険を買う前に何円貯金があれば保険を買わなくて済むのか考えてみたほうが良い。

それでも買いたければ買うがよい。

 

ちなみにお金持ちならば、万が一のことがあっても現金で支払えるため保険は無用である。

 

自社株を買う

じわりじわりと手持ちのお金を奪う常套手段である。

自社株以外に投資するものはないのだろうか。

 

結婚

やっとのことで主題にたどり着いた。

結婚することにより、クルマ、家、保険にお金をかける人が一気に増える。

そのほかに

  • 結婚式
  • 生活コスト(食費、洋服代など)の上昇
  • 育児による息抜き時間の減少
  • 子供の養育費(大手企業の場合は教育費高め)

などがかかる。

 

いったいどこに貯蓄する要素があるのだろうか(絶句)。

お金持ちになるためには自分の商品を持つことが必須

結局会社はギリギリでいつも生きていけるだけの給与しか支払われていないのである。

その環境を抜け出すためには会社以外での収入を得るしか道はない(実は独身または共働きならば結構余裕がある)。

つまり会社に頼らず自分の商品を持つのである。

 

そのために必要なものは知恵と余裕である。

知恵とは表面的な知識に踊らされない客観性、考察能力のことであり、余裕とは時間、人間関係、お金を確保するということである。

自分の商品を作られては困るため、会社や国は必死に知恵と余裕を奪おうと邪魔してくるのである。

だから、商品を作りたければ見栄を捨てよ。

 

そこでだ。

知恵と余裕をさらに分解してみると、観察力、労働力、資金こそが必要な資本となる。

そしてこれら3つを高める方法は、これら自身に投資するほかないのである。

例えば勉強をするにしても、これら3つは必要であるし、バイマやアフィリエイトにしても多くの時間や労働力が必要となる。

それをどれだけ多くレバレッジ(掛ける、賭ける)出来るかによって商品の価値は決まる。

3つともなしに副業をしようとしているヒトはいつまでたっても労働者を抜け出せない。

 

そして労働力なしにお金を稼いでいる人種こそ経営者なのである。

彼らは自分のビジネスモデル(商品)を持っている。

豊富な資金で労働力を買い漁り、常に市場を睨みながら利益を最大限にしようと目論んでいる。

 

経営者の言いなりになりたくなければ、まずは商品を一つでも作ってみてはいかが? 

僕は君たちに武器を配りたい

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