ヤンマーの学生時代にやっておくべき論

18卒 外資メーカー内定 東工大生がお送りするブログ。巷にあふれたステマに辟易したため、自分の頭で考えることをモットーに日々研鑽している。情報には意図があり、それを見抜く観察力を養うことが現代社会では求められている。そのコツをブログを通じて提供していきたい。ステマはしないが、ダイマはするから!笑

価値観を変えたい人はインドに行く前に募金しろ!募金のススメ

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諸君は募金をしたことがあるだろうか?

赤い羽根募金はしたことがあるがそれ以外はほとんどしたことがないかもしれない。

というのも日本は世界的に見ても非常に募金に対して消極的な国であるからである。

なぜか?

それは皆が拝金主義だからである。

「私は断じて拝金主義ではない」という人は毎日募金をしているか?

口で言うのは容易いが行うは難し。

先ずは私財を投じてみてはいかがだろうか。

 

なぜ日本は拝金主義なのか

日本人はお金に興味が無いと口では言う。

しかし、それは現実から目をそむけているだけであり、頭皮と諦念から来ているに過ぎない。

日本人はつまるところお金しか信用していない。

それは日本人の行動様式を考察してみればわかる。

 

例えば日本人はルールや人間関係など、あらゆることに対して神経質ともいえるほど気を遣い、遵守する。

本質的にはどうでもよいはずのことまで守らなければならないのはなぜだろうか?

それは他人を信用していないからである。

 

人間関係の本質は一対一のコミュニケーション(当事者同士の交流)にこそあるはず。

にも拘らず大抵のヒトは常識やルール、慣習に従う。

なぜならば学校教育においては多数側に回ることこそが正義であり、孤独を回避できるものだと信してやまないからである。

 

要するに人間関係において疑心暗鬼なため共同体のルールに従順な態度をとるのである。

すると生きる上で信用できるものがお金しかないと思ってしまうわけである(お金が本当に信用に足るのかを考える必要があるが)。

日本人が持つヒーロー像は清貧

日本のヒーローは総じて公務員乃至社会的ステータスが低いことはご存じだろうか?

あぶない刑事 に対する画像結果

刑事ものは言うまでもなく公務員。

ウルトラマン 科学特捜隊 に対する画像結果

ウルトラマンは科学捜査隊、つまりJAXAやNEDOのような独立行政法人仮面ライダーニート に対する画像結果

仮面ライダーに至っては教員やフリーター、果てはニートである。

すべてのヒーローを考察しているわけではないが、個人的な意見として、日本人のヒーロー像は「頑張らなくてもなれるヒーロー」ではないだろうか?

ライトノベルにも当てはまるが、主人公に特別な力がなくとも外部要因によってヒーローとなれる。

そしてみんなから感謝され、愛されるヒーローへと成長する。

たとえそれが職員や無職であろうと。

 

現実では決して起こりえないが

 

それに対してアメコミではステータスが高く、金持ちが主人公となる作品が良く見受けられる。

 

マーベル に対する画像結果

つまり、アメリカでのヒーローは気前がよく、得られたお金を用いて社会貢献しようという思想なわけだ。

この差は大きい。

アメリカのヒーローは努力なしではなれるとは言っていないからである。

そして、金持ちはみんなを幸せにし、誰しもが金持ちを憧れるのだ。

 

それに対して日本のヒーローはそこら辺にいがちな人物が主人公となる。

それは妬みが根底にあるからである。

お金持ちで、容姿端麗、優れた人格から繰り出される圧倒的パワー。

そんなヒーローを見たいと思う人が少ない国なのだろう。

 

それは日本のワイドショーを見れは嫌というほどわかる。

募金をすることによる効能

募金という活動はボランティアと同様の福祉活動であるといえる。

この活動単体で見ると合理的ではないし、嫌がる人が多いことは承知だ。

それでもこの記事で募金を勧める理由は以下の3点に集約される。

  • 小銭の消費
  • 自分本位からの脱却
  • 情けは人のためならず

いまだ現金信仰の強い日本では小銭でパンパンになってしまうことで悩んでいるヒトも多かろう。

買い物をするときは小銭を減らせるようにレジで支払っているヒトもいるのではなかろうか?

そんなことに頭を使うくらいなら余った小銭を募金箱に突っ込んでおけばよい。

どうせ大したことに使わないお金なのだから。

 

自分本位からの脱却とは即ち「他者視点」を養うことに他ならない。

殆どの人は自分のことしか考えていない。

誰も聞いていないのに自分の身のまわりの話ばかりするし、自分の幸せのために他人をバカにする。

弱い自分を隠すために常に他人と比較をしたがる。

それは他人に関心が無く、自己保身ばかりしているからだ。

 

では逆のことをするとどうなるだろう?

自己開示をする、他人の悩みを聞く、相手の幸せを考え、それを叶えるためのことを実行する。

恐らくすべてできているヒトはほとんどいないだろう。

特に相手の欲望を満たすという行為は至難の業である。

これができればいやでも富と恋人が生まれるだろう。

 

出来ていないと思う人は常にこの3点を意識してみるとよいだろう。

そして、他者視点を養う第一歩が「募金」なのである。

 

そして、募金のもう一つの効能は「おせっかい」である。

求められているかはさておき、他人のためにおせっかいを焼くと、オキシトシンが分泌される。

 ◇オキシトシンの働き

・他者とのつながりを働きかける

母性行動や社交性、好奇心を促します。母性本能が強くなり、親子間の絆の深め、また、他者との関わりを持つための、他者に対する好奇心、社交性など高めます。

・安らぎの感情を強める

血圧の低下、心拍の減少によってストレスホルモンの血中濃度を減らす、ストレス軽減作用。また、痛みに対する耐性が増す、学習効率を高めるなどの働きがあります。

http://www.shokulife.jp/column/?p=876&arubalp=fdcfaf28-8e15-4754-ac6a-cb84ea1aac

このホルモンが分泌されることによって、より他人に対して興味関心を払うことができるようになる。

この好循環を促すことで、より他者視点を醸成することができるようになる。

 

そして、世界的大富豪は往々にして募金が好きである。

被災地に募金をするのはもちろんのこと、個人名で財団を立ち上げる事業家も少なくない。

これは本人が本気で世の中のためにおせっかいがしたいから行っているのである。

世間に対する良いヒトアピールも多分にあるかもしれないが、金持ち思考と貧乏思考の一つの違いと取ってみると興味深い。

 

募金をしなかった人はそのお金で何をするのか今一度考えてみるとよいだろう。

 

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