ヤンマーの学生時代にやっておくべき論

18卒 外資メーカー内定 東工大生がお送りするブログ。巷にあふれたステマに辟易したため、自分の頭で考えることをモットーに日々研鑽している。情報には意図があり、それを見抜く観察力を養うことが現代社会では求められている。そのコツをブログを通じて提供していきたい。ステマはしないが、ダイマはするから!笑

クラシックのススメ!リクルートスーツを買っている人は安物買いの銭失いだと認識すべきだ!

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ニュースや新聞記事で就活スタートの合図として利用される黒服集団。

度々メディアから揶揄されることがあるにもかかわらず、殆どの学生はリクルートスーツ(以下リクスー)を選ぶ(メディアが喧伝しているくせに)。

諸君は擦り切れるほど就活でスーツを着るのだろうか?

リクスーを選ぶ人の思考回路とは?

  控えめに言ってもかっこ良くないリクルートスーツを買ってしまうのはなぜなのだろうか。  

  • テレビCMでやっているから
  • ハガキが来るから
  • みんな着ているから
  • 安そうだから

ざっとこのような理由ではないだろうか。  

いったいスーツをなんだと思っているのだか。  

リクスーのメリットおよびデメリット

  メリットは前章で書いた通り、

  • みんなが着ている安心感
  • 高くなさそうな印象によるコスパ感
  • セットなので何も考えずに買えること

  だが就活を終えた人からすれば、

  • 社会人になったらもう着ないゴミ
  • 暑くてもう着たくないもの
  • セットで買わない方が安かった

などという声が聞こえるだろう(個人的な予想)。  

正直リクスーが好きな人の話を聞いたことがない。

必要悪という概念で買っているのだろう。  

 

では、社会人になったら彼らはどうするのだろうか。

また言われるがままに、大してスペックの変わらないスーツを買うのだろか。

煽るたびに何度でも同じような商品を買ってくれる打出の小槌といったところか。  

履きつぶすほどスーツを使った人はいるのだろうか

そもそも就活でスーツを何回着るのだろうか。

丸一年就活していたとしてもせいぜい100日程度しか着ないと思う。

現行(2017年)の就活スケジュールで毎日スーツを着る時期など3月と6月くらいなのだから、よほどの就活マニアでもなければ50回も着れば十分だろう。

 

週5以上の頻度でスーツを着ている社会人と比べれば大して撚れていないはずである。  

もしヨれていたら、それは手入れに問題があるということだ。  

正しい手入れをすればスーツは長持ちする

基本は靴の手入れと同じで観察することである。

ジャケットをを脱いだら幅に厚みのあるハンガーに掛けてブラッシングをする。

 

 

スラックスはセンタープレスが消失しないようにハンガーに掛ける。

そして膝周りの皺が消えるように、左右の裾を重ねるように掛けるとわざわざアイロンやクリーニングに出さなくてもきれいに保つことができる。

 

 

 

 

 

そもそも クラシック (正装)を知っているのか

 

クラシックスタイルとはスーツの長い歴史で受け継がれてきた伝統的で格式高いものである。

しかし、就活生が来ているスーツの大半は、

  • ダボダボしている
  • シワが目立つ
  • ネクタイがストライプ柄(レジメンタル)
  • ポケットのフラップ(ふた)が出ている

レジメンタルタイ に対する画像結果

などといった、ダサい恰好をしている。  

 

スーツに求められるものは、

  • シワが寄らないこと
  • 自然な艶がある
  • ネクタイは臙脂か紺色(輪郭がはっきりする色)
  • ネクタイは無地かドット(水玉模様)
  • ラペル(襟)にしなやかさがあること
  • シャツが見えるVゾーンがすっきりしていること
  • シャツは無地か淡いストライプ
  • シャツは白か水色か淡いピンク色
  • ジャケットのベント(切れ目)は無し、または2つ入ったサイドベンツ
  • ジャケットの袖丈は親指の付け根から9~10㎝
  • スラックスはツータック(折り目が2つ)
  • スラックスはダブル(折り返し3.5㎝)
  • スラックスはワンクッション(裾の位置は踵の底材から2㎝)
  • 靴はストレートチップかプレーントゥ

  グローバルに働くつもりがあるなら最低限知っておくべき知識である。

西洋ではスーツこそが肩書である。

餃子靴や特定の所属なしにつけるストライプネクタイ、カジュアルな柄のスーツやシャツは論外である。

海外諸国の大統領の恰好が クラシック の参考になるだろう。  

就活では人事のスーツでも観察してみれば会社の格を知れるかもしれない。

 

上記を満たした着こなしをしている人事はほとんどいないだろうが。  

何事にも順序がある

  守破離という言葉があるように、何事もまずは肩を身に着けるべきである。

その型を身に着けるためには、良いスーツをたくさん試着すればよい。

百貨店で10万円のスーツを10着程度試着すれば感覚も養われるだろう。  

 

「でも、めんどくさいからすぐ買いたい」だと?  

いきなり判断基準も知らずにスーツを買うということは、店員からすればカモがネギを背負ってくるようなものである。  

時間に余裕のある学生時代にまともなスーツ選びもできないヤツが社会人になってよいスーツを選べるとは到底考えられない。

 

まずはよいスーツを観察しよう。

 

 

[新版]男の服装術 スーツの着こなしから靴の手入れまで

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