OB訪問,OG訪問ばかりしている学生は手段と目的を履き違えてないだろうか(商社、銀行、インフラ)
就活生の負担は年々増加している気がする(個人的な感想)。
インターンシップ、説明会、面接、OBOG訪問など真面目に参加していたら埒が明かない。
行きたい会社を探したいならまずは会社を絞ってからにしよう。
そうしないとコントみたいな訪問になってしまうからである。
学生から見たOBOG訪問
OB訪問の一番のメリットは、志望動機の材料が見つかることです。OB訪問をしていない人は、紙の資料からしか志望動機をつくることができません。しかし、OB訪問をしていれば、実際に働いている人の実感を交えた志望動機がつくれます。どちらが説得力があるかは、言うまでもないでしょう。
とのことだが、ぶっちゃけ
- 先輩社員の志望動機丸パクリ
- 採用に有利になりそう
- ただ飯食べれる
- 年収知りたい
のが学生の本音であろう。
それに訪問時点で志望動機がないと縁を切られかねないと思うゾ。
そしてネットに転がっている質問リストは以下の通り
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御社で活躍するために必要な能力はどんな能力だと思いますか?(社畜力)
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御社で活躍している人材に共通する特徴はありますか?(上司の言うことに服従するヒト)
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お話を伺っていると、御社で活躍するためには●●という能力が必要だと感じるのですが、いかがでしょうか?また、その他に活躍するため重要な資質はありますか?(それは入社してから考えましょう、私が知りたいくらいだ)
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どんな後輩社員に入社してきて欲しいですか?若手社員に期待するものを教えて下さい(たくさん残業して俺の負担を減らしてくれるヤツ、あと合コンセッティングしてくれるヤツ)
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就職活動の際、最終的にこの会社を選んだ決め手を教えて下さい(年収、ネームバリュー、勤務地)
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この会社を選んでよかったと感じるのは、どんな時ですか?(合コンしてる時)
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入社前に抱いていたイメージと、入社後の実感にギャップはありましたか?(むしろほぼすべて)
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今まで仕事をしてきて最もやりがいを感じたのは、どんな瞬間ですか?(ボーナスが振り込まれてきたとき)
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今までのお仕事の中で、最も大変だったのはどんな時ですか?(月残業時間が200時間超えたとき)
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入社から今まで主にどのような仕事をされてきましたか?(下っ端として書類作成と取引先との接待)
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平均的な1日の仕事のスケジュールを教えて下さい(たまたま定時帰りだった日のスケジュール見せるね)
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働かれていて感じる、御社の強みは何ですか?(取引先がヘコヘコしてくれるところ)
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御社の課題はどんな点にあると思いますか?(チミは従業員を過信している、俺にとってそんな課題はどうでもいい、とりま有価証券報告書をみなさい)
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御社の●●職は〜をする仕事だと認識しているのですが、実際のところはどうなのでしょうか?(全然違う、そもそも~以下略)
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サービス残業はありますか?(法律上有りえ無いんだからないっていうしかないじゃん)
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休日出勤を命じられることはありますか?(そりゃね)
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給料はどのくらいですか?(なんでお前に言わなきゃならんの)
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有給休暇は消化できていますか?(部署によるとしか)
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福利厚生について教えてください(どれ?厚生年金?住宅手当?てか全部把握してない)
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海外展開をする予定はありますか?(せざるを得ないのでは?)
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御社の経常利益率を教えて下さい(知りません笑)
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御社の離職率はどのくらいですか?(俺が聞きたいわ、いややっぱり聞きたくないわ)
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営業ではなく、企画がやりたいのですが、配属希望はかないますか?(叶います、歴代一人だけ居たよ)
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あなたにとって、仕事とは何ですか?(哲学科かな?)
質問の意図を明確にしないとヤケドしそうである笑。
先ず質問する力を身に着けておかないとOB訪問なぞ恥さらしにしかならない。
社員から見たOBOG訪問
社員からしてみれば結構滑稽であることを学生視点で紹介しよう。
高校生:大学の雰囲気はどうですか?
大学生:(それ知る前に勉強したほうが・・・高校と同じくスクールカーストがあるよ笑)
高校生:なぜこの学科を選んだのですか?
大学生:(偏差値で選んだだけだし・・・)
高校生:就職に有利って本当ですか?
大学生:(こっちが聞きたいぐらいだよ泣)
高校生:図書館などの設備が備わっていて魅力的ですね!
大学生:(使ったことないけどな)
高校生:大変だったことは何ですか?
大学生:(サークル入り損ねてぼっちになって便所飯したことかな泣)
高校生:大学の魅力について教えてください!
大学生:(一部の飲みサーは女子大の子といちゃこらしていることかな)
高校生:この大学を選んでよかったと思う点はなんですか?
大学生:(単位が楽にとれるところかな笑)
これくらい的外れな質問が横行しているのである(苦笑)。
また、訪問時の食事はたいてい社員が奢ってくれるが(奢らない会社は経営難)、社員が奢っているわけではなくて会社の経費で支払っている。
採用活動費として。
それがどのような意味であるか賢明な諸君ならば想像がつくであろう。
目的別OBOG訪問の仕方
会社のことを調べて、それでも尚訪問する必要があるときはガンガン使っていこう。
たくさん訪問したほうが有利な会社の場合
大学の名簿、所属しているサークルの先輩、部活の先輩など、ありとあらゆるコネを駆使して会いましょう。
ただし失礼は禁物です。
数珠つなぎに訪問してやりましょう。
でも、、、なぜたくさんOB訪問をしないと採用に有利にならないのか、よく考えないといけませんね!
採用にかかわる経営者と仲良くなりたい場合
先ずは本社近くのバーに通いましょう。
何度も通えばバーのマスターが耳寄り情報をくれるかもしれませんし、役員と遭遇するかもしれません。
超低空姿勢で話に交じればこっちのものです。
若者代表として臨みましょう。
ちなみに女の子なら勝確、男の子ならば女の子を連れて来れば勝確です。
Good Luck!
会社の雰囲気を知りたい場合
訪問地を会社の社食に指定しましょう。
経費でランチが食べれるはずの社員としては渋りそうですが、ゴリ押ししとけば大丈夫です。
社員の話も大事ですが、食堂の様子をよーく観察しましょう。
部署ごとに雰囲気が異なるかもしれませんし、食堂全体のムードがピリピリしているかもしれません。
興味ある部署をゴリ押ししとけば部署の人たちみんなと食事に加われるかもしれませんね。
ぶっちゃけ話を聞きたい場合
これはどれだけ親密な関係の人と出会えるかがカギとなります。
人事や名簿経由のOBは採用活動の手先なので信用してはいけません。
部活やサークル、友達のパパ、飲み屋街やペアーズなど、ありとあらゆる手段を講じましょう。
ちなみにヤンマーはOBOG訪問もリクルーター面談もしてないし、不要だと思う。