これからエントリーシートを書く極意について教えよう
三月に突入し、ぼちぼちエントリーシートを書いている学生もいる時期だろう。
しかしなかなか筆が進まない学生もいるのではなかろうか?
そんなあなたにエントリーシートを書く秘訣を教えよう!
エントリーシートを見る人の立場に立ってみよう
既にエントリーシートを執筆した経験があるヒトは、過去に書いたエントリーシートを読んでみよう(まさかワードに保存していないヒトはいないよな?)。
いかがだろうか?
もし一つでもまずい表現があったヒト、猛省すべし。
そんなもの初めて見た社員だったら、まず間違いなく読む気を失せる。
彼らは長ったらしい文章を読みたくない。
まずは何を言いたいのかはっきりさせよう。
そして突っ込みどころがないか声に出して読んでみよう。
他人に見せたくない?
そんな恥ずかしい文章を社員に見せるほうがよっぽど恥さらしなのではないか?
まずは現実を見ろ!
ん?
「そもそもエントリーシートを書くことがだるい」…はぁ?
そんなあなたでもエントリーシートを書けるようになる秘訣を教えてやろう。
良いエントリーシートを書く秘訣その①今すぐ書け!
受ける会社を決め、その会社の質問内容が分かっている奴は今すぐ回答をかけ!
なぜ執筆できない?
秘訣とは楽してうまくいく方法のことではない、当たり前のことを淡々とこなしているヒトが知っている方法論に過ぎない。
まずは10分間手を止めずにワードに書き出してみろ。
何も書く内容が思い浮かばない奴はなぜ思い浮かばないのか理由を書き出してみろ。
10分間書き続けるだけで何もしない奴よりもはるかに前進することができる。
エントリーシートをぎりぎりに提出する学生がなぜだめなのか教えよう。
それは提出日までに碌な内容を書くことすら儘ならないからである。
早く提出している学生の通過率が高いのは早く出しているからではない。
ウィルパワーを消費せずに課題に取り組んでいるためである。
ウィルパワーとは決断力、すなわち何かしらに取り掛かるときに必要な力である。
普通のヒトは一日に70もの決断をするという。
例えば、
- 何を食べようか?
- 何を着ようか?
- 誰と話そうか?
- どれを勉強しようか?
- 何を買おうか?
起きている間は常に何かしらを始めるときに決断が迫られる。
ヒトはやるべきこと、やりたいことを後回しにするたびに決断力(ウィルパワー)を大量に消費してしまう。
何かに取りかかろうとしても「エントリーシートを後回しにしてしまう」という罪悪感がある限り集中力は低下する。
そしてやるべきことがドンドンたまり、更にウィルパワーが損なわれるという悪循環に陥る。
その結果提出日になるまでほとんど手を付けない結果となり、提出を諦めるか読み手に取って苦痛の伴う雑記を提出することになるだろう。
それが嫌ならさっさと書け。
エントリーシートすら書けないような会社はどの道内定できないし、内定をもらったところで入社辞退する程度の志望度だから破り捨てておけ。
ちなみにウィルパワーを増やす方法は以下の通り
- 小さな挑戦
- 運動
- 十分な睡眠
ウィルパワーを減らす方法はこちら
- ネットサーフィン
- テレビ視聴
- 布団にこもる
良いエントリーシートを書く秘訣その②さっさと他人に見せろ
これはエントリーシートを書き終えたことが前提となる。
社員はそもそもエントリーシートなど数秒しか眺めてくれない。
3~4秒でざっとエントリーシート峻別し、その中から通過に値するエントリーシートを1分程度で決める(ウィルパワー疲れしそう)。
つまり、さほど関心のない社員に対してどれだけ魅力を希求できるかが肝要となる。
- 一行目に興味を引き付けるキャッチコピーを書く
- 一文を短くする
- 結論をまず述べる
- 接続詞を正しく使うことにより論理性のある文章にする
- バカでも読める語彙力で書く
これらを適切に行っていれば誰が読んでも苦痛に感じることはない。
ベストセラーの本と同じである。
誰かにとって読み辛い文章は社員にとっても読み辛い文章なのである。